肩の痛み『棘上筋』とは何か?
トレーニングについて
浜松市にあります寺田痛みのクリニックに勤務しています理学療法士の喜納です。
私は普段、肩や腰に痛みを抱えている方のリハビリや、
医学に基づいたトレーニングジムHUBにて
一人一人の目標にあわせたパーソナルトレーニングを担当しております。
当院の理学療法士は、
聖隷クリストファー大学大学院にて『痛みと運動療法に関する研究』を行う
運動療法の専門家です。
このブログでは、痛みと運動の関係について分かりやすくお伝えしています。
今回は、肩の痛みの原因となる『棘上筋(きょくじょうきん)』のお話をさせていただこうと思います。
肩の痛みで病院に行くと、お医者さんに五十肩や肩関節周囲炎、腱板損傷といった
病名をつけられて治療を受けた経験はありませんか?
それら肩の痛みを引き起こす原因となるのが、棘上筋という筋肉です。
棘上筋は、肩の痛みでお医者さんが一番初めにチェックする筋肉でもあります。
なんで、棘上筋が一番はじめにチェックされるかというと、
肩甲骨と上腕骨という骨の間であるトンネルを通って、
肩甲骨から上腕骨までついているので、一番傷がつきやすい筋肉なんです。
↓↓ 図で確認してみましょう!
肩を動かす際に、骨と骨の間に挟まれてしまうことで
筋肉や腱の損傷が起こり、炎症が起こります。
この炎症が引き起こす痛みが、夜のズキズキした痛み
急な動作でズキーンと動けなくなる激しい痛みを引き起こす原因なんですね。
こうした肩の痛みは、
①痛みの原因を突き止める
②痛みのコントロール:注射、投薬、痛みの出ない動かし方の指導など
③運動療法:肩甲骨や体幹を含めたトレーニング
の順番で治療を進めていきます。
まず何よりも、炎症を引き起こしている筋肉や腱の炎症を抑えることが重要です。
肩の痛みをかばうので、首から背中、肘にも痛みが広がることもあります。
だから、まず炎症を起こしている原因を特定して、痛みのコントロールをする必要がありますので、
当院では、医師と協力し超音波検査にて炎症を評価して、
注射にて痛みを抑える薬を注入します。
原因がばっちり当てはまれば、痛みがだいぶ楽になっていくんですよ。
そして、日常生活で肩に負担のかからない姿勢や動作を指導しながら、
動かせる範囲で運動療法を進めていきます。
運動療法については、改めてご紹介していきます。
今回は、肩の痛みの原因として最も多い『棘上筋』についてのご紹介でした!
ありがとうございました!
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寺田痛みのクリニックでは
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