痛みの向き合い方について
トレーニングについて
浜松市にあります寺田痛みのクリニックに勤務しています理学療法士の佐久間です。
私は普段、肩や腰に痛みを抱えている方のリハビリや、医学に基づいたトレーニングジムHUBにて各々の目標にあわせたパーソナルトレーニングを担当しております。
当院の理学療法士は、聖隷クリストファー大学大学院にて『痛みと運動療法に関する研究』を行う痛みの専門家です。このブログでは、痛みと運動の関係について分かりやすくお伝えしています。
今回は、「痛みの向き合い方について」という話題です。
慢性的に痛みをお持ちの方には、特徴的な考え方や行動パターンがあります。
痛みによって、ネガティブな思考に陥ることで、
なにもできなくなる・なにもしたくないという気持ちになってしまうことです。
もちろん、全員がこれに当てはまるというわけではありません。
あくまで、こういった「傾向」があるという話です。
この悪循環に陥ってしまうと、痛い事に対してマイナスな感情(痛くて心配、痛くて何もできない・・・等)しか持たず、できるだけ安静にしていたい・動きたくないという行動になってしまいます。
しかも、これが無意識下で行われるので、自分でも気づきにくい場合があります!
やがて、仕事や趣味も思い通りにいかず、自分自身の身の回りのことさえ煩わしく思ってしまいます。
このような悪循環を、どこかで断つことが必要です。
楽しいことをみつける、ちょっと動いてみる等、きっかけは何でも良いのです。
「痛い」ことについて考えることを日常の中から少しだけでも減らすことを意識することが重要です。
大切なことは、「痛み」自体を減らすことより、「痛み」のことを考えすぎないように、自分ができること・できたことに目を向けることがポイントだと思います。
自分のネガティブな部分だけ見ないで、ポジティブな部分を見つける!これが大切です。
まずは、簡単にできる運動からはじめてみませんか?
「今日はここまでできた、次はここまでできるようになろう!」と考えられるようになれば、
それは治療の第一歩です!
当院では、あなたのやる気をサポートさせていただきたいと思っています!
まずは、運動から一歩を踏み出してみようと考えている方は是非ご相談ください。